注目の暗号資産株3選:ブロックチェーン波に乗る企業

330
注目の暗号資産株3選:ブロックチェーン波に乗る企業

伝統市場が暗号資産熱に感染した時

先月Coinbase(COIN)がS&P500に採用されたことは、ビットコインがピザと交換された日に似た逆転現象でした。しかし真の驚きは、Circle(CRCL)のIPO後600%急騰やGameStop(GME)のビットコイン保有会社化。暗号資産ファンド向けアルゴリズム取引モデルを構築してきた筆者から見ると、これらの「プロキシ株」は危険なFOMOサイクルを生んでいます。

ステーブルコイン戦略:Circle(CRCL)

P2P決済からUSDC支配へと変貌を遂げたCircleの物語は、規制対応を魔法のように成し遂げたスタートアップの成功譚。彼らの秘訣は、ドル建てIOUをDeFiの命綱に変えながら、ブロックチェーン版バークシャー・ハサウェイのように利益を得ることです。筆者の試算ではUSDCは1日120億ドルの決済を処理していますが、驚くべきことにCoinbaseは従来の提携関係を通じてその準備金収益の半分を得ています。

MicroStrategy(MSTR):企業版HODL戦略2.0

Michael Saylor氏は単にビットコイン信者になっただけでなく、工場ごと買収しました。5万BTC(30億ドル以上)を保有するMSTRは、余分な手順付きレバレッジ型BTCETFのような動きを見せます。ボラティリティ分析によれば、ビットコインとの0.89という価格相関は非対称リスクを生み出し、ブルランでは有利ですがCelsius級の連鎖暴落時には壊滅的です。

ワイルドカードと警告サイン

Trump Mediaの疑わしいDJTトークンエコノミクスからSharpLink Gaming(SBET)のETH噂による650%急騰まで、これらの動きは全ての暗号資産株が平等でないことを証明しています。筆者の助言?2017年のICOのように扱うこと - 徹底的なデューデリジェンスを要求するスリリングな投機手段です。

QuantDegen

いいね47.13K ファン4.1K