NEM、急騰25%の裏側

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NEM、急騰25%の裏側

NEM (XEM)、驚異的な逆転劇

今日、ダッシュボードでXEMが25.18%上昇した瞬間、私は誤字かと思った。だが確認すると、確かに画面に表示されていた。価格は0.00353ドルまで上昇し、重要な抵抗ラインを突破した。

1時間足で取引高が1000万ドルを超える異常な動き。これは個人投資家の単なるFOMOではない。アルゴリズム取引が関与している可能性が高い。

データは不自然だがランダムではない

  • スナップショット1:+25.18%、価格0.00353ドル
  • スナップショット2:+45.83%→価格は0.003452ドルへ下落(なぜ?)
  • その後、一時的に-7.33%(0.002797ドル)へ急落
  • 最後に+1.45%の反発

これはランダムなノイズではなく、「構造的混沌」である。高騰後の急落は大規模売り圧力や自動liquidationの兆候とみられる。

複数市場での為替変動と特定アドレス周辺でのウォレット集中というオンチェーンデータから判断すると、これは組織的な市場テストに近い。

DeFi・NFTとは無関係だが…注目すべき点あり

現時点ではNEMはDeFiやNFTブームに乗っておらず、EthereumやSolanaと比べてエコシステムは静かだ。 しかし私見として:すべての大規模上昇は、「静けさ」の後に始まる。 低時価総額かつ高い取引回転率(最大32.67%)により、少額資金でもアラフィーを得やすい環境となっている。 またビットコイン回復トレンドと重なりつつも、この期間中は多くのアルトコインを上回るパフォーマンスを見せた。

持続可能か?冷静に見極めよう

LSE出身・ヘッジファンド経験のある私にとって、「感情に基づくポンプ」には信用しない。 ボラティリティ45%以上、ポンプ後の大規模ドローダウン(日次取引高100万ドル以上)、流動性が一気に消えるリスクがある。 それでも…過去の暗号通貨サイクルにおける「ブレイクアウト前兆」と類似するパターンだ。特にQ4には規制改定やアップグレードを前に機関投資家が静かに資産を積み上げる傾向がある。 つまり今回の動きは単なる投機かもしれないが…大きな何かへの初期配置とも考えられるのだ。 真実とはまだ確認されていない。ただし低時価総額・良好な取引流れを持つXEMのようなアルトコインに注目しているなら…目を離さないでほしい。

BlockSeerMAX

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