Pump.funの40億ドル評価額は適正か?データ分析
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40億ドルの疑問
Pump.funがミームコイン市場の低迷期に40億ドルもの企業価値を掲げた時、私のブルームバーグ端末は笑いそうになりました。ビットコインETFからNFTの虚偽売買まで分析してきた者として、この動きには疑問符が付きます。
数値で見る:
- 年間収益(30日平均×12): 約5億ドル
- 株価収益率(P/S): 8倍
- ピーク時の1日収益(2023年1月): 1000万ドル以上(現在は約150万ドル)
成長企業としては異常ではない数値ですが、6月にPump.funでローンチされたトークンの93%が失敗(3万ドルの流動性に達せず)している点を見逃せません。昨年11月の98%成功率から急落しています。
Gainzyのパラドックス
プラットフォームの新たな武器は、元FTXプロモーターのGainzy。彼のVitalik批判動画はETH価格を上げるほど話題に。5月8日の暴言『イーサリアム財団は馬鹿だ』は必須視聴となりました。
Pump.funは現在、月100万ドルをクリエイター支援に充てています:
- rasmr_eth: Steve Jobs風トークン発表会開催(RASMR時価総額1500万ドル到達)
- Big Tone: 『TYBT』ミーム流行の立役者
- $neet crew: プラットフォーム資金でウォール街抗議活動支援
評価額ケーススタディ
強気材料: ✔️ TikTok以上のZ世代獲得力 ✔️ ミームコインインフラでの先行者利益 ✔️ ライブコマースによる収益多角化
弱気材料: ❌ 現在市場での90%超のトークン失敗率 ❌ 不安定なクリエイター経済への依存 ❌ Letsbonk.funなどの競合台頭
私見?20億ドルなら可能性あり。40億ドルなら以下が必要:
- 新たなミームコイン・スーパーサイクル
- 規制当局の黙認継続
- ライブ配信収益化の完璧な実行
BlockSeerMAX
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