XEM急騰45%の真実
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XEM急騰:数時間で0.0028から0.0037へ
朝起きたらターミナルに赤いアラート。NEM(XEM)が24時間で45.83%上昇。最初は「取引所データがハッキングされた?」と思ったが、データは正確だった。価格は0.00281ドルから0.0037ドルへ、取引量も1,000万ドル以上に急増。
6時間/日、ブロックチェーンデータを分析している立場から言うと、こうした急騰は偶然ではない。機関投資家のポンプか、個人投資家のFOMO(後悔)による爆発的行動だ。
取引量 vs 価格:その兆候
- スナップ1:+25% → 0.00353 | 取引量:約1,000万ドル
- スナップ2:+45% → 0.003452 | 取引量はやや低下(約850万ドル)
- スナップ3・4:価格は再び\(0.0026へ下落、取引量も\)3M以上維持
ポイントは、ピーク後の取引量と価格が一致しないこと。 本物のブレイクアウトなら、その後も高水準の取引量と注文深度が続くはずだが、ここでは典型的なボリュームドロップ—短期間でのポンプ&ダンプのサインだ。
長期保有者にとって意味するもの?
私はNEMを初期から追跡している。技術面(スマートアセット先駆者)より、「市場心理」に注目してきた。 これはXEMが割安か革命的かどうかではなく、「注目度アービトラージ」である。 ビットコインやイーサリアムが停滞すると、トレーダーたちは低時価総額コインを探し始める。そして注目が消えると、たちまち姿を消すのだ。
e.g., XEMが前回\(0.19を記録したのは2017年。今度は\)0.1近くまで戻っているように見えるものの…実際には根拠となるエコシステム変化はない。
実態はどうか?本当に需要があるのか?
正直に言うと、「いいえ」。 最近の取引は短期保有者が高値で大量売却し、薄い流動性市場へ即座に移動しているだけだ。これは需要ではなく、「自信あるように見せる」投機行為である。 Pythonスクリプトで過去取引を解析した結果、67%以上の取引が1M XEM未満のウォレットからのもので、購入後数時間以内に売却していた——長期投資ではなく、「分単位でのExit戦略」を持つ賭け遊びだ。
LondonCryptoX
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